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東京国立近代美術館:ゴッホ展 孤高の画家の原風景

Posted by aochiki | 美術 | 2005 7月 29 金曜日 11:59 PM

「黄色い家」

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仲間との共同生活をこの家に夢見る

「ひまわり14本」

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13人の仲間とゴッホ、家には14個の椅子を買いそろえる

仲間からの返事は「体調が悪い」「金が無い」

「ローヌ川の星月夜」

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"http://blog.so-net.ne.jp/_images/blog/kichi/1144951.jpg" />

星をみていると、まだ来ない仲間達のことを思う

「切られた4本のひまわり」

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黄色い家にやってくる前にかかれたこの絵がぼくの胸を打つ

ともあれ、僕は、僕自身の作品に対して人生を賭け、

  そのために僕の理性は半ば壊れてしまった?それもよい?

            Vincent Van Gogh, 1853年3月30日 – 1890年7月29日

今日は命日でした

ゴッホ展をぼくは2回みにいった

ばぁちゃんの頭の中

Posted by aochiki | 雑記 | 2005 7月 29 金曜日 5:42 PM

ばぁちゃんの家は愛媛県松山市にあった

毎朝、路面電車に乗って、ばぁちゃんと一緒に店に行く

店を開けて、ばぁちゃんと二人で掃除をする

一階のカウンターには酒樽が並び、二階には広い座敷が3つほどある

2階の廊下の突き当たりは薄暗く、鎧兜がガラスケースの中に腰をかけている

立ち上がると2Mの長身はガラスをたたき割って弓矢を握りしめ襲いかかる

ぼくは2階に上がることはできなくなった

12時をすぎる頃、厨房のおじさんたちがやってくる、しばらく時間をおいて
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ねぇちゃんたちがやってくる

時間をもてあそぶねぇちゃんたちにとってぼくは暇つぶしの標的になる

夕方をすぎる頃、店は騒がしくなり

魚の頭が突き出した舟盛り、無数のとっくり、おちょこが2階に運ばれる

「たまちゃん、お呼び」という声を合図に、いつの間にやら和服に身を包んだ
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ねぇちゃんたちは次々と2階へ消えていく

ばぁちゃんとぼくは帰路につく、道後温泉で一風呂浴びるのを忘れない
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こうしてぼくの夏休みは終わる

ばぁちゃんは今、奈良県にある老人ホームにいる

ぱぱきちと同居しないのはままきちと折り合いが悪いからだ

正月に実家に帰省する折にぼくはばぁちゃんの小さな部屋を訪ねる

朝起きて、水を飲んで、散歩する

髪は黒々していて、虫歯は一本もない

ばぁちゃんは日常を語る

一通り話し終えると、しばらくの沈黙があり

朝起きて、水を飲んで、散歩する

と語り始める

ぼくは3度目の

虫歯は1本もないを聞いて

「そろそろ行くわ、また来年くるよ、元気でね」と立ち上がる

ばぁちゃんは独り言のようにつぶやく

「あの頃は楽しかったわい」

働くということ

Posted by aochiki | 雑記 | 2005 7月 29 金曜日 2:48 AM

"2">ばぁちゃんのかばんの中には数え切れないぐらいの小銭が詰まっていた
そのほとんどは10円玉だ
ぼくはそのかばんを引きずるようにして家の中を一周する
ばぁちゃんの家はとても広い
やっとのおもいでもどってくると
ばぁちゃんは笑いながらかばんの中から10円玉を1枚とりだす

ぼくはおまけ付のおかしが欲しくて、5周する

カミュの「シーシュポスの神話」を読みながらこんなことを思い出した

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 シャガール「大岩を押し上げるシーシュポス」.

岡本太郎美術館

Posted by aochiki | 美術 | 2005 7月 27 水曜日 3:23 AM

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「未来を見た」

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「遭遇」
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人が眠りにつくと、目はそっと抜けだし天空に上る
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澄み切った空気の中で目は一日の疲れを洗い流す
目は輝きをとりもどし、夜空に瞬く星となる

日のあるうちは抜け出そうとはしない
目は日の光を嫌う、まぶたごしにちらちらと外の世界を覗き見る

"2">日が昇りはじめる頃にぼくは眠りにつく
"2">ぼくの目はもう抜け出すことをあきらめたかのように、ぼくの中でじっとしている

岡本太郎の目は、自由に夜空をとびまわり、世界を凝視する

都会の空に輝く星は少ない

地獄の門

Posted by aochiki | 美術 | 2005 7月 25 月曜日 10:23 PM

上野公園にある西洋美術館に、ロダンの造った地獄の門はある

ぼくはさっそく古本屋でダンテの「神曲」をさがした
地獄編は100円で手に入った
歴史の重みからして100円は不釣合いだと思いつつもラッキー

ぼくもロダンと気持ちを分かち合おうとページをめくる

漢字が読めない、文法がわからない、中学生のときに習った関係代名詞を紐解くようだ
せっかく翻訳してあるのに、どうしてイージーな表現ができないのか
"2">「世界の中心で、愛をさけぶ」のように

だから、かたや日本一の発行部数に対し、100円と鉛筆で書きなぐられ埃っぽい古本屋に埋もれているのだ
と文句ばかりつらつらと出るくせに、ページは一向に進まない

地獄の門の上にいる考える人はロダン自身だという
ぼくは地獄の門をよじ登り、考える人のとなりに腰をおろす

ぼくはつぶやく、「なんだかさっぱりよねぇ、ダンテのいうことって」

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「そうね、おれもずっと考えてるんだけど」
と答えが返ってくる

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