早稲田1stスタジオ   早稲田2ndスタジオ   東中野スタジオ   エンジニア   ブッキング   ブログ  LD&K HOME
    LD&K所属のレコーディングエンジニアです
    新しい才能発掘に会社の紹介をさせてください

    興味をもたれた方はmyspaceでデモテープ募集です
    myspaceに登録がない場合はmixiからメッセージください(aochiki)
    もしくはLD&K渋谷本社に郵送ください

    もとは個人的なブログなので過去記事は全く仕事に関係なかったりします
    暇な人はどうぞ

    mysapce aochikijpをフォローしましょう

  • ガガガSP
    ガガガSP
  • かりゆし58
    かりゆし58
  • knotlamp
    knotlamp
  • 羊毛とおはな
    羊毛とおはな

黄桃、白桃

Posted by aochiki | 雑記 | 2006 4月 30 日曜日 1:51 AM

その人はオレンジ色な人だと、勝手に思い込んでいる
いつの間にかオレンジが一番好きな色になった

大学4年の春、花見をした
久しぶりにたくさん集まった
スタジオとバイトに明け暮れていたぼくは、開放された気分
酒の味もわからないくせにがばがば飲んだ

日が暮れると、そのままぼくのアパートになだれ込む
ぼくは気持ち悪くて便所で吐いた
便所の水は真っ赤になっていた

しばらくはバカ話にまぎれていたものの、吐き気はいっこうにおさまらず
気持ち悪いから寝る、とみんなをおいだした

やっと一人になれた、寝ればすっきりするだろうと、布団にもぐりこんでみたけれど
吐き気はおそってくる、そのたびに便所の水は真っ赤になっている
もうどれくらい吐いたのだろうと、考える能力もうせて意識は遠くのほうに
もう便所まで歩けない

いつの間にかオレンジな人はベッドのそでにいた
桃の缶詰、とぼくは言う
買ってきてくれた桃缶
桃缶はオレンジでなくて白桃でないとだめなのだと
みょうないいがかりをつけながら、ほおばる
それでも、しばらくすると、吐き出してしまう

救急車がぼくのアパートの前で止まった
大学生、急性アル中、お決まりのパターン
仕事モードな人に囲まれてぼくは病院に運ばれた

手術台に乗せられたぼくは人にとり囲まれて
たくさんのチューブを口の中に入れられて
胃の中をぐちゃぐちゃと引っ掻き回されている
あまりの苦しさに、チューブを抜いてくれと言おうとしたところでしゃべれるわけもなく
このままでは殺されると、無抵抗なままに思っている

なんとか生き延びて、病室のベッド
右手に点滴、左手に刺さるチューブの先には血液がぶら下がっている
ろくに寝ていない、意識ももうろう
やっと寝れるとほっとしたところに、友達の構えるカメラのフラッシュが光った

ぼくは大量の血液を吐いていた
ぼくの胃は50代のポンコツな胃だと言われた
普段、酒は飲まないくせに
たばことコーヒーと外食と徹夜、不規則、不摂生
ちょっとはしゃいでみたら、血を噴いた

血液の減ってしまった体では歩くこともできない
救急車を呼ぶ頭も働かない
そのままどこかにいってしまう

いまでは、オレンジの桃缶

おやくめはたせねば、さようなら

Posted by aochiki | 雑記 | 2006 4月 27 木曜日 4:00 AM

PC
この写真、どんな色で写っているのかわからない
しょっちゅう持ち歩いて、酷使していた
PCの液晶、縦に横にと筋だらけ
パネルクイズ状態でのこの日記
早急にオークションでさがすのです
さようなら

東京八景 太宰治

Posted by aochiki | 小説 | 2006 4月 26 水曜日 2:50 AM

このところ、午前中からのレコーディングが続いた
久しぶりの通勤ラッシュ
始まりがが早いと、終わるのも早いのだけど
めいいっぱい働いた気になって、少しはのんびりさせてと
休みの日には、いつまでも布団から出ずにぐうたらしていると
いつのまにか日も傾いて

何もない休みもわびしいもの
近所に何かないかと探してみると、八王子に北斎展

早速、車で出かけてみたものの
20号、16号、中央道、くねくねと入り組んで、街の周りをくるくると徘徊するばかり
たどり着けない美術館、日は暮れて、すでに閉館時間
見逃した冨嶽三十六景

それならばと、富嶽百景をもとめて本屋に向かう
この人の本を読んでいては、ダメ人間がうつってしまうと
けぎらいしてきたけれども
自分がダメ人間になってしまえばもってこいの小説

表題作は走れメロス
いまさらメロスかよと思いながらも、気にもせずに買ってみたけれども
持ち歩くとなると、小学生の読書感想文
はずかしくなり、家に帰ってこっそり読む

いくつかの短編、もはや富嶽百景なぞどうでもよくて

毎日、武蔵野の夕陽は、大きい
夕日の見える三畳間にあぐらをかいて、わびしい食事をしながら、妻に言った
「僕はこんな男だから出世もできないし、お金にもならない。けれども、この家ひとつは何とかして守っていくつもりだ」、東京八景

ぼくも、武蔵野の小さなアパートに住んでいる、夕陽は大きい

仕事

Posted by aochiki | 仕事 | 2006 4月 25 火曜日 1:55 AM

せっせととりためた曲を一気にトラックダウン
曲数が多いと細かいところまで気にはしていられない
1曲目が大事、後は同じように仕上げればよい

さて1曲目と、立ち上げたところに
ヴォーカルピッチ修正が始まる
数カ所と言っていたところが、気になりだしたら止まらない
こんなに簡単にできてしまうのかと、注文は次から次へ

トラックダウンという作業、ぼくが何をやるのかあんまり理解してもらえない
こんなことをやっていては、終わらないと
高いだの、低いだの言ってる合間をぬってバランス整える

この作業、17曲も繰り返されると思うと1曲目からどっと疲れてしまう
ぼくにも少し時間を分けてくださいなと、せつに願うも
ヴォーカリストの音感は研ぎ澄まされていく

ピッチ修正
音楽とはなんだと
レコーディングとはなんだと
仕事とはなんだと

コンピュータに敗北感

携帯電話

Posted by aochiki | 雑記 | 2006 4月 22 土曜日 1:33 AM

スタジオが圏外だからなのか、ぼくに用のある人なんていないのか
ぼくの携帯はうんともすんとも言わず、じっとだまったままだ
壊れてしまったのではないかと、たまには振ってみたり、たたいてみたりする
生気をとりもどした携帯はピロロロンと迷惑エロメールを受信する

今日は1日電波の快適なところにいた
携帯はもう勘弁してくれよと言わんばかりに
なまりまくった体をぶるぶる震わされつづけている

電気ショックの拷問を浴びせられているようで
たまには苦しめと、携帯が暴れる様をぼくは見ている

そろそろよいかと、携帯を取り上げていくつかのやり取りをすますと
役目を果たしたかのようにバッテリーが切れた

必ず捕まえてやると発信される電波は
やってきた形跡を確実に残す

気づかずにいること、気づいていてもやり過ごすこと
状況、心境、お構いなしにずけずけと割り込んでくる
それでも、申し訳ない気になったりする

なんだか、一方的だと少しむっとする

次ページへ »