aochiki

    LD&K所属のレコーディングエンジニアです
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日記

Posted by aochiki | 雑記 | 2006 8月 31 木曜日 2:04 AM

いつもより遅めに眠りについて
いつもよりずいぶんと早く起こされて

スタジオのハロゲンランプの調光がいっきに全開にされて
暗闇から突然光を浴びて、とても不愉快な目覚めだ

目だけが起きていて、他は眠ったように1日を過ごした

テンキーの3番とスペースキーを交互に押す
再生、録音、停止
これだけで事足りるのがぼくの仕事

連続がいくつも繰り返されて1日は終わる
スペースキーが100回目を打ったところで
キーを打つ回数と、とてつもなく長い一日にうんざりして
数えるのをあきらめた

Posted by aochiki | 雑記 | 2006 8月 30 水曜日 1:18 AM

なんかいるよと
赤く噛まれたところをみせられて
そんなことありませんよ
きのうもそこで寝とりましたけど、ぼくはぜんぜん平気ですよと
さっきからへその上あたりが痒い
シャツをめくってこっそりのぞいてみると、赤くなっている

免疫力が低下してきたかと、見えない敵に
今日も家に帰るのが面倒になってここに居座ることにした

風呂さえあれば快適なスタジオのソファー
こんな季節でなければと
それでも、やっぱり自宅が一番さと、何日も居座れるものではない

それにしてもいったい家に何しに帰っているのかと考えれば
どうせ寝るだけではないか、レコーディングが長引いた日には
帰る気力さえもなくして、スタジオのソファーになだれ込む

車通勤の許されるこのスタジオも、連日連夜のスタジオ作業に
いっそのこと、ここに住んでしまえと、風呂さえあれば

このスタジオの設計段階から立ち会ったぼくは
音響的なことはよくわからずも、風呂はつくのか、せめてシャワーぐらいはと
そんなことばかり気にかけていて、ことごとく無視されていた

以前、居座ったスタジオは車通勤が許されず
なんども終電に見放されて
この足の臭いだけは許せんと
トイレの手洗いに、足を上げて指の間を洗う日々が続き
毎日コンビニに靴下を買いに行くもんだから
靴下だけがいじょうに増えていた、同じ形、同じ色

ときには髪も洗わねばと、夏場といえどもさすがに水洗いは冷たい
冬ともなれば、決死の覚悟で、手洗い場に頭を突っ込む

歯磨き、シャンプー、髭剃り
手元の引き出しにはちゃんとそろえてある

さて、虫対策は考えていなかった
いったい何の虫がわいてきたのだろう

日記

Posted by aochiki | 雑記 | 2006 8月 29 火曜日 2:42 AM

暇なときは、出勤したところで
ほんとに何もやることがない
受付に座って、あまり鳴らない電話に出る以外は
ボーっとしてる
このまま自分はだめ人間になるのではないかというぐらい
そんな日が続くこともあるというのに

このところ、レコーディングやら、マスタリングやらと
毎日スピーカの前で音を浴びせられている

暇なときには
いろんなことが頭に浮かんでは消えていく
たいていはどうでもいいことなのだけれども
それなりに、ホーっと思えるようなことも浮かんだり
頭の中はわりと、不思議な空気が充満し
ぼくの頭に住み着くものは、いろいろと語りだす

毎日、10時間近く、音を浴びせられ続けると
音が鳴り止んだときには頭の中には何も残っていなくて
さて、今日は何を思ったのだっけと
引っ張り出そうとしたところで空洞の頭
ぼくの頭に住み着くものも、低周波を浴びてふらふらとへばっている

ところで、ぼくの部屋の隣の隣
「なめとんのか、こら」とすごい怒鳴り声がまたきこえてきた
隣の隣だというのに
ドタバタと振動までも伝わってくる

顔を合わせたこともないけれど
痴話げんかにしては激しすぎて
相手の人を殺しかねないと、心配する
警察、呼ぼうかとびくびくさせられて

ところがどうやら一人、こんな夜中に暴れだすのだ
彼の頭の中には何が住んでるのだろう

そんな夢を見て

Posted by aochiki | 雑記 | 2006 8月 27 日曜日 3:12 AM

早くメールを打たないと
どこへ向かっているかもわからないまま
ぼくは、急ぎ足で歩きながらメールを打つ

何かにせかされながらの早足は
一向に指先のボタン操作が定まらない

とりあえず落ち着こうと
バス停に発射時刻待ちのバスがいる
ちょうどよいと乗り込んで
腰を落ち着け、少々涼んだ

早速メールの続きにとりかかる
ブルンとエンジンが回り、ドアは閉じられて、バスは動き出す

どこに向かっていたわけでもないのだけれど
バスはとにかくぼくの意思とは逆のほうに動き出して
ぼくはあせりだした
メールは後回しにして、バスを降りなければと
運転席のほうに向かう
どういうわけか、バスガイドがいて、どういうわけか黒人の女性で
次で降りると言ったところで、バスガイドは無表情を崩さない

バスが停車して
いくらだと小銭を取り出しても、いっこうにバスガイドは無口
運転手はぼくが降りるのか、降りないのかといらいらしだした
突然、バスガイドがぼくの財布を奪おうとしたところで
小銭がぱらぱらと床に散らばって

それで、足りるだろうとバスを飛び出した
いったいここはどこなのだろうと、見慣れぬ景色

携帯が鳴り出した

会社の人間だ
「今どこですか」

あたりを見渡すと、いつもの風景、いつものぼくの部屋
時計の針を見た瞬間に、景色は真っ白になり
再び夢の中へ
ぼくは世界の終わりにいた

今日、ぼくは寝坊した

日記

Posted by aochiki | 雑記 | 2006 8月 26 土曜日 2:52 AM

ギターを手にして歌を歌ったならば
妹はピアノを弾く
少し変わり者の弟はベース
今日、はじめてスタジオに現れたねぇさんは
マイペースでビオラを奏でて早々と帰っていった

にぃちゃん、そこのコードは何弾いてるのと
妹は音感が鋭く、あーだこーだとジャッジを下す
すべてを見透かしたように弟は無関心で

兄弟に囲まれて、~家の中に迷い込んだように

はたして両親はどんな人なんだろうか
「まだまだ未熟じゃの」とできあがったCDをきく、作曲家の父親と
「よくできてるじゃないの」と父親をなだめる、演奏家の母親と

平凡なサラリーマン家庭、父、母、姉
共通の話題なんてあったっけと
姉貴とどんな会話をしていたのかまったく思い出せない
ぼくにとって、この兄弟の会話はものめずらしく
勝手に家庭環境にまで想像をめぐらす

ところで、この一家にドラマーは育たなかったようで
差し出されたサポートのドラマーの名刺には弁護士という肩書きがついてくる

ん?

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