ひまわり
もう太陽も出ていないのだから
こっちを向けばいいのにと思うのに
そ知らぬ顔で
ぼくは背中ばかりを眺めているのです
ぼくはヤドカリのように移動して
こんどはここに落ち着くことにしました
とりあえず掃除掃除とハウスダストにやられた
とても居心地の悪い感じはすっかり慣れて
安っぽいソファーもまぁいいかと
機材も今となってはどうでもよくて
そんなことより棚の中で眠る人形は
ぼくが小学生のときに買ったレコード
はたしてどの人ぞ
ばたばたとあわただしくて、そしてあっさりと終わりました
共に働いたメンツが集まり、ちりじりばらばらと去っていきました
それぞれに年を重ねて、つかれきったようにくだをまきました
スタジオの鍵が束になっていたキーホルダー
家の鍵と、車の鍵
もうジャラジャラと音を立てることもなく
ぼくのスタジオ
ぼくの眠ったソファー
さようなら