サンプリングレートが192kHzまであがってずいぶんたつというのに
そんなに需要はないのよさ
弦カルにピアノ、96kHzでとってくれといわれたので、とってみた
ほとんどのものは44.1か48なんだけど、今日は生のストリングスなので
なんとなく、96がいいんじゃないかと
そんな気はぼくもいたします、ととりあえず同調
ところで、16kHzを超えたところで、ぼくの鼓膜は興味を失う
たくさんの鋭くとがった高周波はぼくの頭をつきぬけていく
痛くも何ともない
いつもよりいい音なんじゃないかな、のような気がする
鈍い反応とあいまいな解析をするぼくの脳みそ
ハードディスクはいつもより倍の情報量を律儀に書き込んでいる
カリカリ、カリカリと
違いを実感できているのはハードディスクだけのよう
俺達はロックやりにきてんすよ、というバンドを思い出した
細い高周波よりも、どぶとい低周波爆弾