日記

暇なときは、出勤したところで
ほんとに何もやることがない
受付に座って、あまり鳴らない電話に出る以外は
ボーっとしてる
このまま自分はだめ人間になるのではないかというぐらい
そんな日が続くこともあるというのに

このところ、レコーディングやら、マスタリングやらと
毎日スピーカの前で音を浴びせられている

暇なときには
いろんなことが頭に浮かんでは消えていく
たいていはどうでもいいことなのだけれども
それなりに、ホーっと思えるようなことも浮かんだり
頭の中はわりと、不思議な空気が充満し
ぼくの頭に住み着くものは、いろいろと語りだす

毎日、10時間近く、音を浴びせられ続けると
音が鳴り止んだときには頭の中には何も残っていなくて
さて、今日は何を思ったのだっけと
引っ張り出そうとしたところで空洞の頭
ぼくの頭に住み着くものも、低周波を浴びてふらふらとへばっている

ところで、ぼくの部屋の隣の隣
「なめとんのか、こら」とすごい怒鳴り声がまたきこえてきた
隣の隣だというのに
ドタバタと振動までも伝わってくる

顔を合わせたこともないけれど
痴話げんかにしては激しすぎて
相手の人を殺しかねないと、心配する
警察、呼ぼうかとびくびくさせられて

ところがどうやら一人、こんな夜中に暴れだすのだ
彼の頭の中には何が住んでるのだろう

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