クラシックギター
あまり大きな音の出ない繊細な楽器
マイク3本でいろんな響きを拾ってあげる
マイクアンプで増幅
スピーカ-からは、5メートルぐらいに拡大された音像が飛び出した
小さな音でも大丈夫
鼻息だって拾えるさ
始まりは緩やかに
そして、徐々に盛り上がる
さらに、加速し、予想外の展開へ
弦はバッチン、バッチンとはじかれ、あっけなくレベルオーバー
もとい
そんなんやるなら言っといてくれよと思いながらも
とりあえず、あやまる
ピークの音、いただけませんかとレベルをとりなおし
始まりは繊細に
徐々に加速、盛り上がりはピークへ
今度は大丈夫さ、こっちだってプロなのよ、2度と同じあやまちは、と
一足先に登りつめ、ここが山頂かと待ち伏せる
鼻息はどんどん荒くなり、あっという間に通り過ぎていった
鼻息は天高く
ギターのボディーをバカバカたたいている
そんなんやるなら言っといてくれよ
あなどれない、ギターのダイナミックレンジ
片岡鶴太郎さんの描いた絵にささげる曲なそうな
絵が大層なら、曲も大層、20分もあった
鶴太郎さん、いつの間に画家?