この人の本は以前はまったので
ほとんど読んでしまったのだけど
この本は何だか重たそうで避けていた
この人の本は、人間をかんがえる
ぼくは、小さい頃、ドラえもんの超合金を買ってもらった
すごい名前、超合金
隣に住む、まーくんに自慢した
しばらくして、まーくんも親にねだって買ってもらった
まーくんのドラえもんは新しくきれい
間違えてはいけないから名前を書こうと提案する
ぼくは2つのドラえもんを並べて
きれいなドラえもんに自分の名前を書いた
年下のまーくんはなにも文句を言わなかった
その夜、まーくんのおばちゃんがやってきた
ぼくと同じように一皮向けば、他人の死、他人の苦しみに無感動なのだろうか
そんな自分がふしぎだと感じたことがあるだろうか