11月になった

毎日仕事で、しばらくは何も聞きたくないと
鼓膜の上にさらに膜がかかったように耳の中がむずがゆく
何も考えることもなく、スタジオに行って、うちに帰っては寝るだけ
アルバム1枚ができあがった

今朝、テレビを見ていた
介護と家族愛
しばらくぼっーと眺めていた

脳梗塞の母親に娘はつきっきりの介護
仕事から帰った父親は妻の手をとり、リハビリ

ぼくは少し感情を取り戻したようで
涙が少し出た

昼、夜と生活の時間の感覚がまったくずれてしまっているぼくは
ぼくが眠りについた数時間後には健康的な朝日を浴びて
母親の手をとりのろのろと散歩する夫婦の姿を想う

ぼくは少し涙を出せたことで自分に納得する
ただ無責任に父親を尊敬し、父親にがんばれとおもうだけだ
ぼくには到底できないこと

今日もスタジオに行って、うちに帰って寝るだけだ

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。