博士の愛した数式 小川洋子

今日はごはんも食べずに働いた
帰りに夜中までやってる古本屋で買ってみた

近所のジョナサン
隣にはバーミアンがあるのだけれども
今日は中華か?と思ったけれども、トイレに行きたくて
トイレの汚かったバーミアンを思い出して、ジョナサンへ
くだらないことを覚えている

夜中だというのに、試験期間なのか、ノートを広げる学生がぱらぱらと
さすがに真剣、店全体に試験期間中の空気が流れる
ファミレスではしらふでいてよと思う、耳障りで下品な笑い声とでかい声は見当たらない

ピザとほうれん草と紅茶に、博士の愛した数式

僕の記憶は80分しかもたない
80分のビデオテープに何度も上書きを重ねる

ぼくも学生の頃は目にする活字をわけもわからず記憶の中に押し込んでいた
隣のテーブルでは、難解な専門書とノートをにらみつけ、記憶、記憶と暗示をかける現役の学生

ぼくはのんきに本を読む
ぼくの記憶を収めた膨大なビデオテープ
今では上書きされるどころか、どこに置いてあるのかもわからない
もう、記憶を意識することなんてなくなった

80分では短すぎる、それよりは少し長めのビデオテープ
そいつを毎日上書きしているように思う

たまには録音されてなかったりするのだ

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